テレビCMなどでも度々耳にすることも多い歯周病。
漠然と『歯の周りの病気』という程度の認識をお持ちの方が多いと思います。
ということで、歯周病緊急企画と題しまして(そんなにたいしたものではありません(笑))
こわ~い歯周病のおはなしを、数回にわたりさせていただきたいと思います。
なお、前回更新の計量と精度のおはなしの続きは一旦お休みとさせていただきます。
さて初回は、歯周病とはどんなものか、です。
歯は二つの部分から成っています。
お口の中に出ている「歯冠」と
顎の骨の中にある「歯根」の二つです。
歯根が顎の骨に支えられることで歯はしっかりと
生えていられ噛むという役割を果たすことが出来るのです。
歯周病はこの歯根を支える顎の骨と歯周歯肉を襲う病気なのです。
顎の骨と歯根が蝕まれていくことを阻止出来なければ
歯根は支えられず歯は抜けてしまいます。
これが歯周病の恐ろしさです。
その恐ろしい病は、成人の5人に4人もの人が抱えているともいわれています。
さらに、その大半の人達は自分が歯周病であることにすら気付いていないことも多いのです。
では、歯周病にならないようにするにはどうしたら良いのでしょう?
また、歯周病を早期に発見する術はないのでしょうか?
それでは、次回はこれらの答えをおはなしします。。。