顎咬合学会ー無事終了

顎咬合学会ー無事終了顎咬合学会ー無事終了

日本顎咬合学会が先週の土、日に5千人の参加者で開催されました。
今回は第30回の記念大会で、盛大な学術大会となりました。

先日のブログでも書きましたが、メイン会場のホールCでの講演を行いました。
東京フォーラムのホールCのスクリーンはとても大きく、今までに経験したことの無い大きさのスクリーンに自分のスライドが映し出させた時は感動しました。
日頃、スライドは自分のパソコンの中でのサイズに見慣れています。プロジェクターで大きく映し出されると、やはり迫力。

さあ、講演の内容ですが、インプラントの講演なのですが、インプラントのやり方ではなく、治療におけるインプラントの用い方の内容にしました。
すなわち、歯を失う事によって顎口腔機能に何が生じているかを診断することから始めないと、単に歯のない場所にインプラントを埋入したところで、それは質の高い歯科治療ではないと考えるからです。

すなわち、インプラントも使うけれども、インプラント以外の歯科治療も精度良く行い全体をバランス良く治療する事の大切さを感じているからです。

今回のサブタイトルにもあるように、一口腔単位での診査診断の大切さを、顎咬合学会で教わってきました。自分の経験から来る考察も加え、上記の内容の大切さを顎咬合学会で伝えてゆきたいと考えています。

インプラントの登場で、治療が変わった部分もあります。しかし以前から大切とされていた基本を忠実に守らなければ、質の高い治療が行い無いことは事実なのです。
このことは、時に、時間が掛かったり、めんどうであったりと導入することのハードルが高いときがあることも事実でしょう。
しかし、歯科治療とはそんな細かい事の積み重ねを精度良く行う事で成り立つ世界なのでは無いのでしょうか。

講演終了、多くの先生からお声かけて頂きとても楽しい2日間でした。
最後に、学会は運営するに当たり、多くの先生方が長い時間と、自己犠牲の労力で運営されています。学会の成功の為に尽力さらる方々に心より感謝致します。

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