仮歯は、ただ仮に入れておく取り敢えずの冠ではなく、歯肉の治療を目的とした非常に重要な役割を担っています。
前回、仮歯で行う重要性について書きました
仮歯を用いて、一月以上、数時間に及ぶ治療の結果、歯肉は健康を取り戻したのでしょうか。
この写真は、型を採る治療に際し、仮歯外した直後の写真です。歯肉のラインより、約0.8mm程削られた状態がご覧頂けるでしょうか。
そして、削った歯の周囲の歯肉はピンク色をした健康な状態を呈しています。
この様に、炎症無い状態でなければなりません。
言い換えれば、赤く晴れていない、出血が無い状態の歯肉でないと、冠を作製する準備の、型を採る治療を行う事が出来ないのです。
歯の型を採る治療については、2005年1月のブログで7回にわたり詳細を書きました
ご参照下さい
http://blog.livedoor.jp/implant418/archives/11851762.html
上記投稿より7回にわたり写真付きで解説してあります。
今回、適合の悪かった古い冠を外した際に、発生していた炎症部分の治療を、仮歯を用いて行った例を挙げました。この他にも、色々な原因でトラブルが発生します。原因にあった細かい治療法が他にもあります。
この事を通じて解っていただきたいことは、被せ物の治療一つとっても、歯科治療は細かいステップの積み重ねから成り立っている事です。
治療結果は……続く >>>
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