歯周病患者に対するインプラント治療の基本的な考え方を数回述べました。やはり最終的には、細菌と力を永続的にコントロール出来る事が最も重要な要素となるのではないでしょうか。
歯周疾患とインプラント
歯周疾患を併発した患者へのインプラントの施術に当たっては、基本的には歯周補綴処置と同様に、細菌のコントロールと力のコントロールに十分な配慮が必要となる。歯周疾患により欠損が生じている様な患者の口腔内の細菌叢ではインプラント周囲炎を容易に起こす可能性が高いであろうし、咬合関係は崩壊し、正常な下顎位を維持することが困難と考えられるからである。また正常な咬合関係は残存歯の保存に必要な条件とも言えよう。
歯周病患者に対するインプラントの治療指針」ザ・クインテッセンス、
YEAR BOOK 2003 現代の治療指針 208-209、2003. 小川洋一をブログ用に改編
第一部 完
次回からは基本的な対処法を考え、治療の実際を考えてみたいと思います
つづく…..>
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