歯の型を採る

歯の型を採る 歯の型を採る
「インプラント治療備忘録」と題したブログがあります。そのブログの管理人の方と面識はありませんが、「1月30日」のブログに私のブログが引用されていました。歯科治療では日常的に行われる歯の型を採る治療についてですが、歯科医院によりその治療精度はまちまちで、治療の質に直結する治療技術です。一年以上前に少し詳しく書きましたが、いい機会ですのでもう一度リメイクしてみます。

「型を採る」歯科治療においては良くある事でしょう。そしてその治療を経験済みの方も大勢いらっしゃると思います。
この治療行為について少し考えてみましょう。

型を採る治療は被せ物の治療に先立って行われます。よく、セラミックの被せ物が良いだとか、金の被せ物が良いだとかの話を耳にする事があると思います。しかし「良質」とは材料によって達成されるのではなく、その行為による部分が大きいのです。

その治療の中で大きなウエートを占めるのが「型を採る」治療です。
その治療行為は、被せ物を造るために歯の外形のコピーをとる事です。このコピーが不正確では、いかなる良い材料を用いて冠を製作しても、決して精度の良い冠を製作する事は不可能です。すなわち、この治療がしっかりと行われないと、どんなに良い材質を用いても、質の高い治療を実践出来ないのです。

型を採る治療の善し悪しは、いかに型を精密に採り、高精度の模型を作る事が出来るかにかかっています。
治療ステップの詳細は後日解説いたします。
(図、小川歯科医院HPより改編)

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