なかなか更新が出来ません、目まぐるしく一日が過ぎていきます。一週間かあっという間です。
前歯部におけるインプラント治療について書いてきましたが、今回がまとめとなります。
前歯部のトップダウントリートメントは歯冠部から考える要素よりも、歯肉形態から考える要素に重点を置くこと。骨形態を如何に理想的な状態に、いつの時点で、どの術式をもて改善するかの診断が重要となる。
前歯部、特に上顎中切歯をインプラント補綴により修復することはインプラント治療の中でも難易度の高い治療術式である。特に隣在した二本のインプラント間に、失われる前と同等の歯冠乳頭を再建する事は最も困難な治療と言えよう。
今後、スキャロップ状のインプラント歯頚部を持ったインプラントの臨床応用など、期待が高まる事は事実である。二歯欠損症例を、予知性の高く成功させるためには、軟組織と硬組織のマネージメントを的確に行い、隣在するインプラント間の骨を如何に再生させ、維持させる事が、審美的なインプラント治療の成功の鍵となると言えよう。
「前歯部2歯欠損を審美的にインプラント修復するには」
デンタルダイヤモンド、審美修復 第30巻第10号 78-79、2005 小川洋一
より改編
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