写真は光造形模型の製作行程です。
光造形模型は、ある液体に特殊な光を当てることによって固まる性質を利用した模型造りの方法ですが、歯科界では主にインプラント手術のためのドリルガイドに応用されています。
光造形によるインプラントのためのドリルガイドを用いた手術は、2000年に日本での4症例目の手術を担当する機会に恵まれ、今日に至っています。
10年以上の間、ガイドを使用した手術に対する意見やアイデアを製作企業に述べ、より高い精度と安全性を持ったガイドへと進化してきました。2008年からはフラップレス手術といった無切開手術がいるようにまで成りました。この事について昨年は論文を発表しました。
今日はガイド製作の企業とミーティングでした。その最中になんと地震が…
製作現場では、ガイドを製作中…
先にも書きましたが、ガイドは初めは液体なんです。それを光で固めながら、0.1mmづつ固めては積み重ね、固めては積み重ねの繰り返しを15時間くらいかけて形造りをしていきます。
超.超精密作業なのです!
そんな最中に地震が…
液体が揺れてしまいました…(^^;)
医療用です…万が一の寸法誤差を案じて…
作りかけの模型を破棄して、一から作り直すそうです。
だからこそ我々は安心して手術に望めるのですね…(^_^)v
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