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インプラントの手術では、歯肉を切開した後骨にインプラントを埋め込みます。
では、歯肉を開かずに、インプラントを埋め込むために最低限必要な、直径4ミリの穴だけを歯肉に開けて、その穴から骨をドリリングし、インプラントを埋め込むことが出来たら…..
骨を露出させることなくインプラントを骨に埋入する事が可能でしょうか?
その答えが写真の手術道具です。
ナビゲーターシステムと呼ばれるこの手術道具を用いれば、インプラントの埋入手術の際に、歯肉を切って開いてと言った、従来の術式を用いることなくパンチアウトした歯肉の穴から骨をドリリングし適切な位置にインプラントを骨に埋入する事が可能です。
そしてインプラント埋入手術終了後、予め製作しておいたインプラントの歯を手術終了後直ちにに装着することも可能なのです。
一見簡単そうに見えるこの術式、実は術前の診査診断や準備がとても大変な術式であり、誰でもすぐに出来るとは限りません。
インプラントを行う側は大変でも、インプラントを受ける側、すなわち患者さんにはとっても優しいインプラントです。
痛みも腫れもほとんどありませんから…(^_^)v
この術式を行うためには、ある一定の骨の形が条件が必要ですが、今後普及することでしょう。
誤解の無いように伝えたいのですが…
患者さんにはとっても優しい術式であることは間違いありません。しかし歯科医師にとってはインプラント治療の経験値や術前の診査診断がかなり大変であると言う欠点も併せ持ちます。術者にとって易しい術式ではありません。
各メーカーから同様なシステムが開発され、多くの恩恵をもたらしています。しかしその影で、うまく行かなかった、失敗した等、悪い噂もちらほら聞こえてきます…
優れたものが、簡単なものとは限らないので….
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