超音波振動を応用して骨を切る機械があります。
ある電気信号を、振動子に当てることによって発生する振動を、とても小さいノコギリ状のチップの先に伝えると、チップは0.1mm程の幅で激しく振動します。
この振動の仕組みをピエゾ現象と呼ぶらしいのですが、物理学のお話はこのへんで…
この、超音波で骨を切る機械ですが、実はインプラント治療にとても役立っています。
当院では、インプラントの症例の多くで、この機械を活用しています。
週目の日曜は、この超音波ボーンサージェリーシステムの研修会が開催され、一日講師を勤めて参りました。
午前中の講義の後、午後は実習です。
長くからのブログ読者の皆さんにはもうお解りですね…
実習と言えば…豚顎…です!
今回も豚の顎を使って、骨を切るトレーニング。
抜歯即時埋入インプラントのトレーニングと、色々なインプラント手術を想定して実習を通して解説して参りました。
昨日は、論文の投稿が終わり、一つ一つ予定が終わって行きます。
あっという間の8月です、夏休みを待つばかり…
でも、病院が休みになるだけで、休みの日にも、スライド作ったり、論文書いたりと仕事しますが…
がんばろっ…!
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