ノーベルパーフェクトの発表

6月には日本学咬合学会が東京フォーラムにおいて開催されます。

この学会は毎年3000名を超す参加者で賑わう歯科界ではでは最大規模の学会です。
そこで下記の内容で発表いたします。

抄録

「審美領域におけるスキャロップインプラントの応用
-フィクスチャー・アバットメント界面形態が及ぼす生物学的考察-」

インプラント治療における成功の基準に審美性が上げられる様になった現在、治療術式は、多岐にわたり複雑化した。特に審美性の要求される部位のインプラント治療は、その要求度の高さから、慎重な診断と、熟練した治療技術が必要となった。
しかし、インプラント治療における目的で最も大切なことは、高い予知性の獲得であり、そこに審美性が伴うことが望ましい。疾病の進行程度によって、歯周環境や、欠損や咬合状態が異なるため、それぞれの疾病状態を的確に診断しなければならない。立案する治療計画は、歯周環境と補綴環境に高い予知性が獲得できる様に考え、その上での審美性でなくてはならない。従って、各症例における疾病構造の違いから、治療目標に対する優先順位が異なるため、審美性獲得の概念が異なる事は必須である。
今回、各治療ステージにおける治療の優先順位と審美性についての考察を行いたい。その上で、上顎前歯部におけるインプラント治療に、インプラント周囲の生物学的な観点から見て、高い予知性と審美性の両立する事の出来る、スキャロップ形状のインプラントを臨床応用し、審美性の最も重要視される上顎中切歯のインプラント治療に満足のゆく結果を得ることが出来ので、治療概念、外科術式の注意点、補綴ステップを中心に報告したい。

ノーベルパーフェクトは難易度が高いインプラントですが、治療結果はとても良好です。
スキャロップ形状のため、インプラント周囲の骨と歯肉の関係を、生物学的幅径の理論通りに保つことが出来るでしょう。

ブログをご覧の歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士の皆様の学会へのご参加をお待ちしております。  

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