インプラントの治療だけの治療期間は
インプラント治療はインプラント体を骨の内に埋め込む手術を行ってから数カ月間の安静期間を必要とする事が特徴です。この期間にインプラントは骨とオッセオインテグレーションと言う強固な接合を得る事ができるのです。
一般的にはこの期間は骨の密度とほぼ比例し、下顎で3ヶ月以上、上顎で6ヶ月以上の待ち時間を必要とする事が知られています。
従って、インプラントの治療だけの治療時間は待ち時間の前後に治療を行う期間を考えると、約6ヶ月から12ヶ月となります。
限られた場合に限り治療期間が短縮される場合があります
数多い臨床例のなかでは、インプラント埋入手術後直ちにインプラントの歯を装着する事が出来る場合があります。この術式を用いる事によって、手術当日に歯を装着して帰宅する事が出来ます。この術式は歯科専門誌に論文を発表。2004年に顎咬合学会学術大会で学会発表を行いました。
「光造形モデルとサージガイドを応用した即時荷重用プロッビジョナルレストレーション」クインテッセン デンタル インプラントロジー、Vol.11 No 4; 27-42、2004. 小川洋一、法月謙市、河津 寛、嶋田 淳
「インプラント治療の新たな潮流ー即時荷重インプラントの文献的考察と臨床」デンタルダイヤモンド、第9巻16号 123-133、2004. 小川洋一、嶋田 淳
現在、上記論文の術式は特許申請中です。
悪いのはインプラントの治療部位だけですか
インプラント治療を成功させる為にはお口全体から考えてなければならない事は、以前にも述べました。インプラント治療を希望される患者さんの多くは歯周病を発病している方が非常に多くいらっしゃいます。歯周病の患者さんにはインプラント治療を行う事はできません。従って多くの患者さんは、インプラント治療以外にも歯周病治療のための治療期間も考える必要が有るのです。
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