名古屋で開催された、口腔インプラント学会が4000人以上の参加者で賑わい終了しました。
日曜日には「オッセオインテグレーションの獲得と維持のために今考えなければならないこと」と題して、1時間の講演を行って来ました。
今回の講演の大きなテーマは、インプラントは骨と接合していることが果たして成功といえるのか?ということです。
成功とは、骨とどんな状態で接合しているかが重要と考えています。それは大きく分けて2つ、メインテナンスの容易な歯周環境のインプラントであるか否か。
もう1つが、咬合力を発揮できる状態か?そして生体力学的に咬合力を適切に支えている状態か否か?
そんな事をテーマに、インプラントは骨に接合することを成功とするのでなく、上記のことを理解した上で、三次元的に適切な位置で、インプラントが骨と接合していることが重要と述べました。
成功とは、長期的に安定してこそ初めて言えるのではないでしょうか…。
そんな観点から、過去に学会発表や論文発表してた症例のその後を供覧して頂き、10年経過した現在も安定している状態であるのことを報告。その治療方針のコンセプトを述べて参りました。
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