インプラントの学会 OJ

先週の土曜、日曜とインプラント治療に特化した学会に出席しました
OSSEOINTEGRATION STUDY CLUB OF JAPAN　通称 OJ です

この学会はおそらく日本のインプラントにおいてトップクラスの臨床レベルの学会でないでしょうか。

今回の各演者のテーマは即時埋入インプラントで、いかにして抜歯した直後にインプラントを埋入、審美的にインプラントを成功させるかについてでした。

結論として、インプラントの埋入ポジションをいかに三次元的に診断し具現化する事が出来るかが、成功のポイントであることは、共通の見解のようです。
このことは、一昨年、横浜で開催された国際歯科大会、昨年、台湾、バンコクとそれぞれの国で発表した、審美領域における抜歯即時インプラントの報告と共通した見解でした。

開催中、数人のファウンダーの先生方の意見の中に、インプラント治療における咬合の重要性を見直すようにとの意見がありました。
まさしく私が研修会等でいつもお話している、インプラント治療は欠損補綴治療であり、顎口腔系の全体から見たインプラント治療が必須であるとの考え方を提唱するものであり、この事をこれからも忘れずに、より良いインプラント治療を行うために必要なことを再確認した次第です。

8月9、10日と大阪で開催される国際シンポジウムにて講演です。
スライド準備で毎日帰宅は午前様です…(^_^;)

早くスライドを仕上げなくては….