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インプラント専門学会に、オッセオインテグレーション・スタディクラブ・オブ・ジャパンがあります。
本ブログでも幾度となく、会の話題を書きました。
2009年度の年次大会が18、19日と開催され、今年は、歯科技工士部門での教育講演を任命され、1時間半の講演をして参りました。
今年の会のテーマは
「CT・CAD/CAMによって変わるインプラント治療」と題し、ガイデットサージェリーを中心とした講演内容で開催されました。
私の講演内容も、フラップレスサージェリーをいかに成功に導くかを主たるテーマに講演を組み立てました。
今日話題のフラップレスサージェリーですが、難しい事は手術よりも術前の診査診断にあると強調してお話をしました。
すなわち、工業技術の進歩でサージカルガイドは高い精度で製作されます。しかしガイドの設計はPCのモニター上で行うため、適切なインプラントの埋入ポジションの診断には、かなりの経験値が必要となるのです。
診断を的確に行うために必要な項目の一つに、失った歯を頭蓋骨に対して三次元的に適切な位置にリポジショニングするための診断があります。
このことに誤差が生じると、インプラントの周囲骨に不適切な力が加わりインプラント失敗の原因になる事が知られています。
このことから、インプラントの埋入ポジションと咬合力のが周囲骨に及ぼす影響を、三次元有限要素解析を用いて実験した結果を考察を加え発表し、長期的に安定した治療結果を獲得するために必要な埋入ポジションの診断をする事の重要性をお話ししなした。
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