インプラントとCT撮影

あっという間の一週間。

「ワンランクアップ 1Day実践セミナー
― CTを活用した補綴主導型インプラント治療のテクニックを学ぶ ―」と題した講習会を、先週の日曜に行ったとばかりと思いきや、一週間が過ぎてしまいました。

インプラント治療を行う際にCT撮影な大切なことは、インターネットで検索すると多くの情報が出てきます。
インターネットの情報は、玉石混交の情報であることは、幾度となくブログにも書きましたし、当医院のホームページにも書きました。

インターネットでインプラントの情報を検索すると、あたかもCTを自院で所有している医院の方が、専門性に優れ、インプラント治療の質が高いかの様な情報も多いように感じます。

本当でしょうか?

私は違うと思います。当院にもCTはありますが、インプラント治療にCT撮影を行い、正しく診断することは必須な項目ですが、所有することがインプラント治療の質を向上させることにはつながりません。
なぜなら、正しく診断してこそ、インプラント治療の質の向上につながるからです。

そんな思いもあり、CT撮影結果から、いかに適切な診査診断を行うかのノウハウを実習を交えて一日お話ししてきました。

その内容は、
CT撮影の前に、しっかりとした補綴計画を考える事。それはインプラントの部分だけでなく、全体を診てから診断すること。
初診日CT撮影の診断では、正しい診断ができないこと。
CT撮影用ステントの考え方と製作方法、撮影結果の解析方法。外科用ステントの改造方法といった、充実の一日だったと思います。
受講の先生とフェイスブック友達にもなれましたし…(^_^)v

少し思いおこすと…

このことは実は15年以上前から提唱している、自分にとっては基本な流れ。
その当時は、あまり注目さえれていませせんでした。

当時の自分の年齢とかもあったのかもしれませんが…
同じ事をお話しても、昔はパソコン好きのオタクが、めんどくさいことを行っている。今そのことをお話しすると、小川先生の診断は適確だ。
という具合になります。

まあ、世の中なんてそんなものでしょう。
しかし、見ている人は見ているもので、ある医科系出版社から、上記の内容の書籍の執筆依頼がありました。

歯科放射線科医とレントゲン技師と私の三人で、CT撮影とインプラント治療における診断の内容で、一冊の教科書?を書いています!
でも、でもまだ原稿が終わりません….(^^;)

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