2 月26日に札幌にて顎咬合学会北海道支部が主催する認定医教育研修会が開催されました。
以前のブログにも書きましたが、今回研修会の講師として招聘され、昨日、講演を行って参りました。
土曜日の夜に札幌入り、日曜の朝に会場に向かいました。午前中は、岩手医科大学歯学部教授の野坂洋一郎先生が登壇されました。会場には多くの先生方がお集まりになり、熱気に包まれておりました。少し緊張気味に演台につき午後の講演を始めました。
演題にもある通り、開業医がインプラント治療を行う際の注意点を中心にお話を進めました。インプラント治療は、臨床において特別なものではなく、部分義歯や総義歯の治療の延長上にあることを、色々な治療例を挙げ解説しました。
すなわち、インプラント治療で最も大切なことは、歯を失った部分をだけを治療として行うのではなく、全体の咬み合わせを考えた、適切な治療を行わなければ、決して長期的な成功は無いことをお話しました。
咬合平面という上の歯並びのバランス、咬合高径、下顎位という三次元的な下の顎の位置関係。これらをいかに適切に治療すること出来るかがインプラント治療では重要なのです。歯周病や歯を広範囲に失った方は、失った部分だけをインプラントで治療しても良好な結果は得られないでしょう。
上記ことを中心に2時間の講演を務め日曜の夜には東京に帰って参りました。もちろん今日(月)は診療です。疲れた疲れた….。
来月は茨城です。
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診療時間/(月~金)10:00~13:00 / 14:00~18:00
休診日/土・日・祝日
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