歯科専門学術誌のデンタルフロンティアQAの最新誌の巻頭にに論文が掲載されました。
「患者が満足する口腔デザインとは?」と題し7ページから24ページわたり、いくつかの臨床ケースを提示しながら、良質な診療を行うために必要な臨床的考察を執筆しました。
巻頭カラーということで、使用スライド138枚を用い原稿用紙35枚と長い論文となりました。
http://www.dental-diamond.co.jp/
普段はインプラント関係の執筆依頼が多いのですが、今回は「患者が満足する口腔デザインとは?」とのタイトル頂いたため、良質な歯科治療とは何かを考え、それに基づいて、前歯部の審美ケースを中心に、歯周形成外科(歯肉形を口元に調和した形に整える外科手術)のステップを詳細に解説しました。
また、広範囲の欠損のため咬合が崩壊したケースを診断する際に、顎間接のMRI撮影の応用について触れ、インプラント治療のケースも解説しました。
この論文の中で
現在の歯科治療においてチームアプローチがいかに大切か。また診査診断によって導き出された治療目標をいかに説明するか。そして、そのことをどの様な治療によって具現化するかについて述べました。
最後に
医療行為に対する人のニーズが多様化しても、良質な医療を受けたいと願うニーズは変わることはない。そのことにポイントを絞ってじっくりと患者さんと向き合うことがいかに大切かと結びました。
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