インプラント治療の画像診断 Vol 2

前回の投稿で明海大学生涯研修において、インプラント治療の卒後研修を行うことを書きました。この研修、はじめは「開業医のための失敗しないインプラント計画」として企画を進めていましたが、最終調整段階で、「インプラントの画像診断」とタイトルが変更となりました。
2003年頃から、他医院にてインプラント治療終了後、トラブルを抱え転院する患者さんに遭遇する機会が増えました。そのため、このタイトルを考えましたが、少しくだけすぎているとのことで、堅いイメージのタイトルに変更となりました。

インプラント治療で大切なことは、インプラントを含めた歯科治療の結果を如何に長期間良好な状態で維持させる事です。インプラント治療は、ただ単に歯のない部分にインプラントを手術で埋め込んでも、歯科治療として成功させることは出来ません。ベースとなる咬合、歯周、そしてメインテナンスがバランスよく成功した時、初めて歯科治療としての成功が達成できるのです。

上記の事をベースにインプラント外科をより安全に行うために必要な事を解説、基本的な埋入からアドバンス的な外科手技、即時埋入や即時荷重における術式で網羅して行きたいと考えています。

歯科関係者の読者も多いようなのでちょっと宣伝ブログでした。

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「インプラントの画像診断」
—基本埋入、即時荷重、即時埋入を安全に行うための画像診断とその術式—

インプラント治療に成功をもたらし、高い予知性を持って維持させることは患者と術者双方の願いです。インプラン治療の成功の鍵は、その術前の診査診断が大きなウエイトが占めています。なぜなら、どんなに複雑な治療術式でも治療ステップを理論的に組み立てる事が出来れば、安全に実践する事が出来るからです。よって、歯周、補綴双方から考えた外科術式を、安全に行う為に術前の診断を的確に行わなければなりません。
インプラント治療を確実に成功させるための、画像診断結果から的確に診断し、それを基に審美的にも機能的にも高い予知性が得られる術式を解説します。
本コースでは、開業医が安全にしかも的確にインプラント治療を行う為に必要なノウハウを紹介し、受講終了後すぐに実践できる術式を習得しして頂きます。

-プログラム-
1. 埋入手術を安全に行うために必要な診査診断
:オルソパントモから診断する安全な埋入計画
:トップダウントリートメントから考える画像診断用ステント
:GBR等の複雑な症例を安全に行うために必要な診断
:CT撮影に必要な知識と準備その読影法
2. 危険を回避するために必要な画像診断
3. 万が一トラブルが生じてしまった際の対処法
4. CT撮影と各種ビュアーソフトによる手術支援
5. サージガイドを応用した治療計画の立案手順と埋入手術の実際
6. 抜歯即時埋入インプラントの治療計画と術式
7. 埋入即時荷重インプラントの治療計画と術式

-おすすめポイント-
本コースでは、開業医が安全にインプラント治療を行うに際し、失敗を事前回避するために必要なポイントを解りやすく解説したいと考えています。インプラント治療を始めたばかりの先生方から複雑なケースへとステップアップしようとする先生方に適したコースです。尚サージガイド認定コースに指定されています。

定員 20名
日時 2007年7月15日(土) 10:00〜17:00
会場 東京 新宿DHA

問い合わせ 明海大学歯学部生涯研修部(担当:田尻)
〒350−0283 埼玉県坂戸市けやき台1-1
TEL: 049−279−2728 FAX: 049−285−6036

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